更新履歴とよもやま話 ホームへ
ホームページの更新履歴と編物関係のさまざまな話題を取り上げます。

 2001年12月29日(土) 

今日、正月休みの初日というのに大掃除もほったからして、なじみの毛糸店に行ってしまいました(笑)。そこでまた毛糸をあれこれと物色していたら、いつも毛糸の話をしている店のお兄さんに「あの、ホームページ作ってません?たた...え〜っと」と話しかけられて、二人とも固まってしまいました。いや、別に隠すようなことではないんですが、今まで何も言ってなかったので、不意をつかれまして、エロ本を母親に見つけられた中学生のように動揺してしまいました。お父さん(?)にまで「きっとあの人たちだと言ってたんですよ」と声を掛けられていや、冷汗ものでした。

聞きますと、仙台と名古屋から相次いでデビーブリス糸の問い合わせがあって、それだけでも珍しいのに、編むというものが毛糸のパンツ?、こりゃどうも妙ということで聞いてみると、私たちのホームページに行き着いたということのようです。いや〜皆さん、結構活動されていますね〜。参りました。

まぁ、私たちは毎週のように夫婦でやってきては、あれこれ糸を選ぶばかりか「う〜ん。それは初心者向きではない。」とか「こういうものを提案したらどうか」とか「若い人ならこっちの方が好み」とか、そんなことを言っているんですから、もともとフツーではなく、相当怪しい客ではありましたけどね。

このお店には、ややこしい注文をしたり、無理をいって取り寄せてもらったりと、お手数を掛けてしまっているのですが、いつも丁寧に対応してもらって、本当に助かっています。(URL聞かれたので、ここを読まれているかもしれませんねぇ。いえ、いえ、決してフォローではないのです。はい。)

しかし同じバレるなら、もっとオシャレなアイテムにしてほしかったなぁ〜。よりによって「毛糸のパンツ」とは...ものがものだけに、足がつきます....お後がよろしいようで。

 2001年12月26日(水) 

統計結果 10万アクセスプレゼントのアンケートのうち、編み方の統計はフランス式129人:アメリカ式41人で、フランス式の圧勝という結果になりました。ただ、私たちのまわりで見る限り、この数値よりはアメリカ式の方が多いような感じがしています。そういう意味でちょっと意外でした。

ご感想の中に「年配の方にアメリカ式が多いというのにショック」ということが書かれてあったので、誤解されているかもしれないと思い少し補足しますと、私達はアメリカ式を否定するつもりはないですし、アメリカ式で編んでいる方にフランス式への転向をすすめるつもりもありません。どちらを選ぶかは個人の自由です。

世界的に見ると、アメリカ・イギリス・オーストラリアなど英語圏の大部分がアメリカ式ですから、おそらくアメリカ式で編んでいる人が圧倒的に多いでしょう。アメリカ在住の方から「フランス式で編んでいたら手元をじっと見られて、変わった編み方をしているといわれた」というようなお便りもいただいているくらいです。

編む速さに関しては、フランス式のほうが速いというのが定説のようですが、"A History of Hand Knitting(Batsford,1987)"を著したRichard Rutt司教は、フランス式の編み方は19世紀ころにドイツで発明された、より新しい編み方であるという推定をしたあと、次のような異論をとなえています。(引用文中で、ドイツ式=フランス式・イギリス式=アメリカ式です。あぁ、ややこしい)

しばしば、ドイツ式はイギリス式よりも速いと考えられているが、これは必ずしも正しくはない。ドイツ式で速く編めるニッターであっても、もっと古い編み方で編むシェットランドのニッターの速さに及ばないことが多いのである。

また、"The Priciples of Knitting"(Simon & Schuster,1988)の中で、June Hemmons Hiatt氏は、「フランス式は古い編み方であるといういくつかの証拠がある」とRutt氏とは逆の説明をし、フランス式には(1)裏編みが難しい。(2)右針を糸に掛けるように動かす必要があるので、特殊な編み方をする場合、技法上の困難に出会う、というような問題点があるので勧めない、と意見を述べています。その後で、あえてフランス式の利点といえば、と次のように書きます。

この編み方が好まれる、一番の理由編は編む動作に無駄がなく、疲れないこと、そして速いことである。熟練したニッターの手になれば、それは本当にとても速い。

う〜ん。とてもと強調するほど速く編めるというのに、その編み方を勧めないというのは、ちょっと違和感がないわけでもないのですが、まぁ、速さだけがすべてではないということで納得することにしましょう。(ラット司教の文などは、ちょっとお国自慢というかプライドのようなものも感じられますね。)実際、ある程度慣れれば、どちらの編み方でも趣味の編物には十分な速さで編めると考えてよいと思います。もし、アメリカ式でもっと速く編みたいと思うのでしたら、英国流にシースやニッティングベルトの利用を考えてみてはどうでしょうか。右針がこれらの補助具で固定されれば右手は完全に糸を掛けるためだけに使えます。もし、シェットランドの伝説のニッターと同じく一分間に300目が編めるという人がいましたら、ぜひ一度妙技を見せてほしいものですね〜。

これから始めるという人は、日本の場合は本やテレビで一般的なフランス式がやはり得、とは思いますが、すでにアメリカ式で編める方は無理に変える必要はないと思います。もちろん両方で編めると編み込みに便利ですから、別の編み方を練習することは損にはなりません。「どちらがいいんだろう?」と真剣に悩んでいるのでしたら、「両方ともやってみよう」というようにチャレンジしてみることをお勧めいたします。

 2001年12月23日(日) 

トランクス型の毛糸のパンツをアップしました。前のパンツはアンダーウェア用ですが、今度のは部屋着用です。下腹部から腿にかけて広く覆うこのパンツは前のよりもさらに暖かく、寝るときに腰が冷えるとか、部屋の中でも足腰が寒いというという人には、おそらく手放せなくなるのではないかと思います。厳寒の戸外でも心強い手編みのニットを部屋で着るのですから、その暖かさは抜群です。パジャマの上から穿くと、ちょっとお茶目(笑)な姿となります。ウェスト部分は、ゴム編みではなく紐で止めるようになっていますので、締め付けが苦手な方でも大丈夫です。

編み方は、前のパンツと違いねじり増目だけで形を作っていますのでとても簡単です。前開きはありませんが、男女兼用に穿けるサイズです。たた夫が穿いてみて確認済みです...(笑)。

このパンツもデビーブリス糸を使っています。いかにもデビーさんらしい柔らかい色のパンツは部屋着とはいっても結構おしゃれな感じに仕上がります。プレゼントにするにも、一風変わっていて面白いと思いますよ。

 2001年12月15日(土) 

(大人向き)毛糸のパンツをアップしました。案外、大人用の毛糸のパンツの編み方って編物本を探しても載っていませんよね〜。なんででしょ?編物ができるのに腰回りが寒いなんて、思わず白隠禅師の座禅和賛の一節を思い出してしまいます。

例えば水の中に居て渇を叫ぶが如くなり。
長者の家の子と成りて貧里に迷うに異ならず。
(水の中にいるのに喉が渇いたと叫ぶとか、大金持ちの家に生まれながら貧しく路頭に迷うということ。人が生まれながらに備わっている仏性を知らずに外に向かって求める虚しさを表現した言葉。)

一応、現在の成人女性のインナーとして使えるようにデザインしたつもりです。インナー用ですから、輪編みに加えて、引き返し・メリヤスはぎなどを使って、ほとんどとじしろがないようにしました。また、立体製図になっていますので、子供用パンツと比べて、より大人の女性の体のラインに合っていると思います。

冷え性の方、または周りにそういう方がいらっしゃる人、一度編んでみてはいかがでしょう。帽子より面倒ですが、本格的なセーターが編める方なら問題なく編めると思います。暖かいだけではなくて、結構可愛らしくて、面白いですよ。

 2001年12月12日(水) 

011212.jpg編姫手芸研究会からアンゴラ毛糸を購入しました。この毛糸はすべて草木染めで、買った色は くるみ・さくら・くず・すすき・いぬたで の5色です。糸見本帳を見て注文したときも、いい色だと思っていましたが、送られてきた箱を開けて驚きました。京都の老舗和菓子店の漆の盆の上に並べられた干菓子と見間違うばかりの柔らかい色合いです。毛糸玉に対しておいしそう、というのは奇を衒っているとしか聞こえないかもしれませんが、実際にそれが最初の、そして最終的な印象なのです。

人口着色料を使わないこの毛糸は、「はんなり」と柔らかく自然で、美味しそうです。食べるのが、いや編むのが惜しくなりそうなふんわりとした毛糸を見ていると心までほぐれてきそうです。毛糸はニッターの絵の具といいますが、海外糸が油絵の具とすれば、この糸は胡粉を混ぜた岩絵具のように日本的な絵の具です。見ていると、その絵の具に寒色系がないのが不安になってきて、せっかちにも返したばかりの糸見本帳をもう一度送ってもらい、今度は薄紫と紫と茜を注文しました。いろいろと編んでみたいもののイメージが湧いてきて、色を選んでいるうちに少しハイになってしまいました。

この毛糸の味わいは実物を見てみないとなかなかぴんとこないと思います。来る金土曜日に編姫作品展示即売会が立川で開催されますので、興味のある方は一度足を運んでみてはいかがでしょうか。もちろん、毛糸だけではなく、素晴らしい作品も展示されています。(毛糸は、年に一度のセールだそうです。)今年で14回目の展示会ということですが、このような活動は始めるのはたやすく、続けるのは並大抵のことではありません。14年の活動に敬意を表するとともに、私たちもこれから長く活動していきたいという気持ちにさせられます。編姫手芸研究会の皆さん、どうぞこれからも素晴らしい糸で、素晴らしい作品を作ってください。

編姫 第14回 作品展示即売会
12月14日(金)10:00〜19:00
15日(土)10:00〜16:00
フロム中武4F
011212.gif
 2001年12月09(日) 

10万アクセスプレゼント疲れに加えて、マシンを新しく買い換えて、ソフトの再インストールや、データの移行に手間取ってしまい、今週は更新が遅れてしまいました。しかし、OSが新しくなったらいきなりネットワークの接続が切れてしまい、メーカーのホームページから新しいドライバやら、ユーティリティやら、あげくの果てには、ネットワーク機器のファームウェアの最新バージョンまで必要となり、しかもファームウェアをアップデートしたら設定がクリアされて一から再設定する羽目になって、本当に手間取りました。ネットワークに接続しなければ何一つやりたいことができませんからね〜。しかし、ネットワーク機器の買い替えにならなくて、最終的にはほっとしました。マシンが新しくなったおかげで、いままでサーバーコンソールでやっていた作業が手元のクライアントでもできるようになり、慣れれば作業効率は上がりそうです。ただ、CPUが速くなったのはいいんですが、パソコンの発熱が激しくて、冬というのにファンがガンガン回りだしたので、慌ててハンズでアルミ板を買ってきて、手製の放熱フィンを作りました。とりあえず、今のところファンが回らなくなりました。凶暴な夏が今から怖いですね〜。しかし、専用の冷却フィンは1万7千円もしますんで、なんとかコレで済ませたいところです。(アルミ板の材料費は1800円程度でした。)

タートルネックセーターの電脳編図をアップしました。お待たせして、すみませんでした。

メリヤス編みが丸まるよぉ〜!をアップしました。メリヤス編みが丸まって困るというメールに関してはほとんど返事を差し上げられておりませんが、どうぞご理解ください。

 2001年12月02(日) 

シンプルなセーターをアップしました。薄く、フィット感のあるツィードのタートルネックセーターです。初めてのセーターのタートルネックと同じようなシルエットですが、ゲージが細かい分、初心者にはきついところがあるかもしれません。技法的には決して難しくありませんので、根気があれば初心者でも編み上げることができるでしょう。編目の乱れもそう目立ちません。

「タートルネックセーター」の電脳編図はあと少しで完成ですが、このセーターの電脳編図も少しアレンジするくらいで、続けて発表できると思います。

このセーターに使ったローワンのフェルテッドツィードは、本当に編地に味があります。私たちは薄手のセーターが好きなので、機械編みの市販セーターもよく買いますが、相当な高級ブランド店に入っても、この糸で編んだような高級感のあるセーターは、めったにお目にかかれません。たいてい、普通の手編み糸にさえかなわないような毛糸を使っていたりします。いつもそうなのですが、ブランド店のガラスケースの中のセーターが安っぽく見えるときというのは、不思議な勝利感がありますね。ちょっと言い過ぎかもしれませんが、まぁ自分達だけの満足ですから、どうぞお許しください(笑)。

★11月30日発売の、「WWWイエローページ Vol.12」(エーアイ出版)の趣味・工芸(p51)に、このホームページが紹介されました。

 2001年12月01(土) 

「10万アクセス記念プレゼント」への多数のご応募ありがとうございました。無事全員の当選が確定し、現在当選者を発表中です。今日の午前中にすべてのプレゼントを発送していますので、当選された方はもうしばらくお待ちください。今回のプレゼントには、予想より大勢の方々にご応募いただきました。本当にありがとうございます。また、ほとんどの方が長い感想やご意見を書いてくださいました。これも思いもよらないことでした。この場を借りてお礼を申し上げます。今後もプレゼント企画を実施したいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

011201.jpg 先日、デビーブリスさんの毛糸が日本でも発売されるという情報をお伝えしました。その時は年を越すのではないかと予想していたのですが、さすがにそこまでは遅れなかったようです。今日、メリノDKを入手できました。おそらく全国の手芸店で既に入荷済みか、または近日中に入手できるのではいかと思います。メリノウール100%のこの糸は想像どおりとても柔らかく、全14色のどれも奇麗な発色をしていました。私たちは、紺・ベージュ・紫の三色を買ってみました。まだスワッチも編んでいませんが、太さも並太くらいですので、扱いやすく、結構使える糸という印象です。なにか作品を作ってアップしてみたいと思っています。

 
 
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