更新履歴とよもやま話 ホームへ
ホームページの更新履歴と編物関係のさまざまな話題を取り上げます。

 2002年9月28日(土) 

「編物クローズアップ」に舶来毛糸の夢 - ユニオンの半世紀をアップしました。 ここで紹介している「ユニオン」は、よもやま話でこれまで何度となく私達の「なじみのお店」として登場しています。よく、テレビで芸能人が「教えたくない行きつけのお店」なんかを紹介している番組を見かけますが、私達は疑い深いのか、つい、本当かぁ?番組とタイアップしてる店じゃないのかなぁ?と思ってしまいます。 だから、この記事もそう読まれるんじゃないかと不安になるのですが、まぁそこは読者の方の判断にお任せしましょう(笑)。

ユニオンでは、10月3日(木)〜10月9日(水) (7日(月)は休み) の間、展示会をする予定です。「世界の編物」や「ローワンマガジン」の掲載作品など、100点近くの作品が展示されます。場所は、三宮高架下2Fです。お店の近くですので、店の方に聞いてみてください。牢屋に入るような暗い通りに案内されるかもしれませんが、危険はありませんので、どうぞ安心してください(笑)。お店の地図は、記事の最後に掲載しています。

また、10月3日(木)〜13日(日)の間は早くも毛糸のセール期間になり、お店に置いてあるほとんどの毛糸が20%OFFかそれ以上の割引で販売されるそうです。具体的にどの毛糸がどれくらいの割引になるかはユニオンに電話かメールでお問い合わせください。通販でも割引が適用されます。「たた&たた夫から」と一言、おっしゃっていただければさらに割引.......されませんよ!(笑)

リンクのページに「世界の毛糸・手芸材料 ユニオン」を追加しました。

 2002年9月27日(金) 

洋書作品ギャラリーに、にゃった様の "Bear in Nightshirt with hat" を追加しました。姪御様の誕生日にプレゼントされたとのことです。う〜ん。喜んだでしょうねぇ。ウーリーズのバルさんの毛糸のナチュラル感がベアの雰囲気にぴったりですね。とぼけた顔がなんとも可愛らしいテディベアです。本に掲載されている作品より可愛くできているような気がしますね。

 ★2002年9月25日(火)★ 

また一年が過ぎました。私達のホームページの年輪もニ本となりました。 う〜ん。なかなかコンテンツも思うようには進まないものですね〜。 題材はまだまだ山のようにあるんですがねぇ。

今月になってから、ちらほらと「ホームページを見て、去年初めてマフラー(や帽子)が編めました」というメールをいただくようになりました。あぁ、編んでくれていたのかぁと思うと最高に嬉しいメールですが、同時に時の流れも感じます。私達が飛ばしたタンポポの綿毛のどれくらいが花を咲かせているんだろうかなぁ、と夢見ていると幸せな気分になります。いや、本当にバカですね。

最近メールに返事を書くと、「返事をいただけて感激」とかいうメールをもらったりするんですが、これではこっちの方が恐縮してしまいます。私達はそんなに大したものではありませんので、どうぞ気軽にメールを出してくださいね。残念ながらすぐに返事が書けないこともあるんですが、感想メールはなによりの励ましです。ときには、あまりにも茫洋とした質問とか意味不明の内容のメールもあり、そういう場合はちょっと返事が返せないときもありますけど。

二周年記念メッセージとして、楽しく編もうよをアップしました。

 2002年9月24日(火) 

洋書作品ギャラリーにやっち様の作品をアップしました。私達のホームページがまだ2ページのころから来ていただいている読者の方です。ちょっぴりクールな感じのうさぎさんに仕上がっていますね。お友達にプレゼントされたとのことですが、こんなかわいいプレゼントをもらったら、感激しますよね〜。やっち様、これからもよろしくお願いします。

旧聞に属しますが、文部科学省は行政改革の一環として、公益法人実施の認定制度を全廃することを決定しました。去年の8月30日のことです。(毎日新聞の2001年8月31日の記事) この認定制度の中には英検や漢検のような有名な検定を含まれていたため、「英検はなくなるのか?」といった衝撃が走りましたが、実際には「文部科学省認定」というお墨付きがなくなるだけのことで、事実英検はこれからも検定を実施すると発表しています。これ以外の認定も、次々にホームページで、文部科学省の認定が2005年までに順次廃止されることと、それ以降の検定の存続について表明しています。

さて、編物ファンにとって他人事でなかったのは、認定が廃止される検定の中に、財団法人日本編物検定協会の毛糸編物技能検定とレース編物技能検定、の二つが含まれていたことです。 日本編物検定協会のホームページでは本日(9月24日)現在、この件に関してはなにも触れられていません。 その一方で、「公的資格としてはこの『文部科学省認定毛糸編物技能検定・レース編物技能検定』が唯一のものです」とか「履歴書に『文部科学省認定毛糸(又はレース)編物技能検定○級合格』と明記できます.」といった記述はそのままです。

現時点でこれらの記述が間違いではないとしても、すでに文部省の廃止決定から一年を経ています。 今この瞬間も編検合格をめざして頑張っている人達がいるはずです。合格後すぐに「文部科学省認定」がなくなり、しかもそれが以前から決まっていたことだと知らされたとしたらどんな気持ちがするでしょうか。 公益法人のひとつである財団法人は「公益に関する事業を行うこと」が設立の条件です。「文部科学省認定」廃止決定の報告、および今後の検定の実施計画について、そろそろホームページでも態度を表明する責任があるのではないかと思います。

 2002年9月23日(月) 

小研究:靴下の踵編み概要をアップしました。 これは、Catherine Wingate著の Summary of heel options for knitted socks を、著作者の許可を得て邦訳したものです。 この文書は、Wool Worksをはじめ、様々なホームページに掲載されている、靴下の踵の包括的な解説書として有名です。 この文書を読んでいると、アメリカ人の靴下に対するこだわりが伝わってきます。以前よりこれを日本に紹介したいと思っていたのですが、なかなか著者と連絡がとれずに今日まで来ましたが、とうとう現在の連絡先が分かり、翻訳の許可をお願いしたところ、快く承諾いただきましたので、ここに初めて日本語版を公開できることになりました。

翻訳にあたっては、靴下編みに馴染みのない日本人読者のために、写真とイラストを加えました。 靴下の中の踵というたった一つのパートにこれだけの技法を蓄積させる、ニットの歴史の奥深さをどうぞお楽しみください。

 2002年9月16日(月) 

シンプルなツインニットの、ウールコットンのインナー電脳編図をアップしました。引き続き、カーディガンの編図を作っていますので、こちらのほうはもう少しお待ちください。

シルクプリーツモヘアのツインニットの、コーディネイト写真を差し替え、文章も一部変更しました。前回は、時間がなくてあまり色々な写真が撮れなかったので、今回少し追加してみました。

MEN'S CLUB という雑誌をご存知でしょうか?日本の男性ファッション誌の元祖のような雑誌で、かつてアイビー全盛のころには、この本をバイブルのように読み込んで、真似をしていた男がいっぱいいました。先日、古本屋で本を見ていたら、MEN'S CLUB BOOK No.9 KNITWare という本を見つけました。昭和59年12月20日発行、定価800円の本は、いったん400円の値が付いて、その上から100円のシールが重ね貼りされていました。本は開けられた痕跡がなく、おそらく新古書と思います。別に買う気がなかったのですが、100円玉一個ということもあり、つい買って帰って読んでみると、おいおい、なんじゃぁ?これはぁ、とページをめくるごとに突っ込みたくなるトンデモ本でした。

(前略)ニット・ウェアとは、スーツやコートのようにウンチクを傾けるより、手軽に身につけてしまう、そんな気安さ、親しみやすさが身上である。

そんなら。こんなウンチク本だすなって〜!

二十世紀のニット・ウェアの知識はこの一冊にすべて語り尽くされている。(中略)今、君が必要とするニット・ウェアのすべてがここにある。

おいおい。言い切ってるよぉ。

この本は、ニットウェアの歴史から始まり、「一 アラン・ニットは手編みでなくてはならない」だの、「ニ 本来のアラン・ニットとは脂抜きをしていない毛糸で編まれなくてはならない」とか、さんざん手編みの"本物"度を持ちあげているんですが、どうみてもこの本を書いている人は手編みのことをよく知らないんではないかとしか思えません。「基本形ニットウェアの研究」という大げさなタイトルの写真を見ると、「シェットランドセーター」として無地の機械編みセーターが写っています。OILED SWEATERの説明は、「未脱脂ウール遣いのセーター、つまり、羊毛を洗わずに脂つきのウールのまま紡いだ糸遣いのセーターを指すわけだが、現実にはアルカリとせっけんの混合水で汚れた原毛を洗い、改めて糸または製品の段階で、羊やアザラシの油脂を染み込ませた、防水性の高いアウトドア・セーターをいう。」と書いてあります。(いったい「現実」って、何の「現実」なんでしょ?未脱脂ウールで編んだセーターは「仮想」のセーター?)もちろん、メリヤス編みは「平編み」とか「天竺編み」、ガーター編みは「パール編み」、のように業界用語で糸の太さの説明はデニールです。要するに、その当時市販されていたセーターを是として、それに伝統のテーストを付けようというスタンスです。

この本からは、手編みだけがもつ独特の質感、迫力、味わい、というような本物の手工芸に対する尊敬の念は感じられません。それでもって、「二十世紀のニット・ウェアの知識はこの一冊にすべて語り尽くされている。」とは良くも言えたもんだと思いますねぇ。

こういう本で知識を入れる時間があるのなら、世の男性諸氏よ、一本でも自分の手でマフラーでも編んでみなさい、と言いたいですね。それこそまぎれもない「現実」の手編みなんですから(笑)。

 2002年9月9日(月) 

200209091.jpg よもやま話をずっとご覧いただいている読者の方にはおなじみだと思いますが、タスマニア毛糸の輸入販売をしてくださっている、Woollies で2002年新糸がとうとう発売になりました。左の写真は、去年から引き続いて販売している「バルさんの毛糸」です。今年は残念なことに4Eという一番濃い色が入荷できなかったようですが、1E・2E・3Eのできばえは去年をしのぐのではないかと思うくらいです。色自体は自然のものですので、去年とはちょっと違っています。 200209093.jpg しかし、またあの素晴らしい糸が日本にやってきました。もちろん、白のメリノもパッケージを開けると神々しいばかりに輝いていました。あぁ、やっぱり今年も買い足してしまいました〜(笑)。

今年は、同じバルさんの毛糸で、2Plyの極細毛糸も販売されています。試してみたところ、二本どりでちょうど中細くらいです。これは薄く仕上がるセーターが好きな私たちにはたまらない太さです。機械編みでもっと薄く仕上げても素晴らしいセーターになることと思います。もちろん3本どりで並太くらいにしてふわっと編んでも暖かいセーターになりそうです。色々と使いまわせるこの毛糸は要チェック! 200209092.jpg

グレーの羊にこだわり続けて変人扱いされたこともあるという、ボンダさんの毛糸も牧場再建を経て戻ってきました。これはやっぱりツボをついた素晴らしさです。今年もいい!バルさんの毛糸とちがい、ロムニー種の毛の手触りは少し荒い感じもありますがその分、野趣に富んだ味わいがあり、毛糸ファンの気持ちをつかんで離さない魅力にあふれています。手前がチャコールの12Ply、左が5Plyのライト・グレー、右が5Plyのチャコールです。最近日本製のグレー系、調ツィード糸を見かけることがありますが、このナチュラルグレーの趣きとは比較になりません。これは、広い自然の中で育った健康な羊から刈り取られる健康な羊毛だからこそ出せる自然の味わいです。うっすらと残ったラノリンの艶と香りはいまだに羊の体温が残っているのではないかというような錯覚さえ感じさせます。

Woollies の毛糸は、これまでも賞賛してきましたが、これだけの高品質の手編み毛糸というのは世界でも見当たりません。私たちはこの間、毛糸の虫干しをしたのですが、毛糸フリークの私達が集めに集めた(笑)世界中のマニア垂涎の毛糸の間にあって、Woollies の毛糸はひときわ輝いて見えました。タスマニアのウールはおそらくほとんどが服地になってしまうのではないかと思います。世界中の手芸店を見回しても、タスマニアウールの手編み糸などまず見かけることはありません。Woollies だけです。オーナーのウーリーさんが、自らの足で毛糸を見つけ、日本で販売して下さったからこそ、こんな毛糸に出会えたと思うと感謝せずにはいられません。Woollies のタスマニア毛糸は、ナチュラルヤーンを愛するすべての人に私たちが自信をもってお勧めできる、世界最高の手編み糸です。

今年は、Woollies のホームページでお勧めがもう一つあります。旅ノートPart2です。この夏(向こうの冬)ウーリーさんがタスマニアに行かれたときの旅行記ですが、大地の広さ、ヨーロッパへとつながる歴史、羊を愛する人の心の温かさが伝わってきて、旅の終わりの切なさは、まるで自分達が旅行したかのようにジンと来ました。きっとあなたもタスマニアに行きたくなる、今そういう暗示を掛けておきましょう。まずは読んでみてください。私達の予言はきっと的中しますよ(笑)。

 2002年9月8日(日) 

シンプルなツインニットに、「シルクプリーツモヘアのツインニット」をアップしました。これは、パピーの展示会で新糸「シルクプリーツモヘア」の602番の普通のベージュとは一味違うロイヤルミルクティーのような柔らかで上品な色合いの糸玉を見てから、絶対に何か作ってみたいと思って考えたツインニットです。「ウールコットンのツインニット」がパンツ用、こちらはスカート用、という基本コンセプトでデザインしたのですが、もちろん色々なボトムにコーディネイト可能です。 前回と同じように、ツインでも単品でも使いまわしのきくワードローブとして考えたつもりですが、ファッションの好みはそれぞれ違うと思います。よければ、感想やご意見メールをいただければ幸いです。ぜひ、ツインニットのご感想や、「こんな雰囲気のニットが欲しい」というご意見をお知らせください。皆様のご感想は私たちにとって、とても励みになりますし、ご意見は次の作品の参考にさせていただきます。よろしくお願いします。

「ウールコットンのツインニット」の方ですが、インナーの電脳編図が出来て、今計算結果をチェック中です。近々アップできる予定ですので、もう少しお待ちください。カーディガンの編図も続けて作成中です。

「羅鋼工」に関して、これは「フィレ・レース」ではないかというメールを沢山の方よりいただきました。情報提供、どうもありがとうございました。本文も近日中に更新したいと思います。

 
 
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